ウルグアイと言えば、サッカーファンはルイス・スアレス、ディエゴ・フォルラン、エディンソン・カバーニらの名前をすぐに思い浮かべる。しかしサッカーに興味のない人にとって、この国は聞き慣れない名前かもしれない。だがこの南米の宝石は『ロンリープラネット』の「訪れるべきベスト10カ国」に選ばれた輝かしい経歴を持つ。
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南米の隣国と比べ、ウルグアイはブラジルの温かみとアルゼンチンの住みやすさを併せ持ち、南米エリートたちに愛される存在だ。圧倒的な自然景観、魅力的な海岸線、優れた大気品質、安定した治安から「南米のスイス」と呼ばれる。宝石のような美しさとアメジストの豊富な埋蔵量から「ダイヤモンドの国」の愛称も持つ。
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ウルグアイのビーチとリラックス感
南米随一のビーチを誇るウルグアイには、毎年世界中からサーファーが集まる。ここでは「ヌーディストシティ」で解放感を満喫する欧米の美女たちがのんびり過ごす。実は元米大統領ジョージ・W・ブッシュもここに不動産を購入したという噂まである。
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「隠居」のようなスローライフを楽しみたいなら、カメラを手にマテ茶を飲みながら街を散策しよう。すぐにカメラのメモリが絵葉書のような風景でいっぱいになる。
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ウルグアイカーニバル:文化の饗宴
2月のカーニバルシーズンは国中が熱狂に包まれる。サンバのリズム、アフリカン太鼓の響き、華麗なパレードが南米とヨーロッパの文化を融合させた独特の雰囲気を創り出す。
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サッカーとビーチの楽園
モンテビデオのエスタディオ・センテナリオは1930年に第1回FIFAワールドカップが開催された歴史的スタジアム。現在も使用され、内部のサッカー博物館では優勝トロフィーや貴重な資料が展示されている。観戦後は現地で人気の「スアレスバーガー」や「カバニバーガー」を味わおう。
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プンタ・デル・エステ:サーフィンと太陽
有名なリゾート地プンタ・デル・エステは東西で表情が異なる。東側は波が強くサーファー向け、西側は穏やかでリラックスに最適。空から見下ろす景色は圧巻の美しさだ。
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夏には世界中から人々が集まり、11~12月には地元ミュージシャンのライブやシーフードレストランが賑わいを見せる。
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崖の上に建つカサプエブロは芸術家が設計したユニークなホテル兼美術館。亡くなった後も博物館として活用され、芸術的な客室で宿泊体験ができる。
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南米最長のカーニバル
1月から3月まで続く2ヶ月間の大祭典。ブラジルサンバ、アルゼンチンタンゴ、ヨーロッパの太鼓リズムが融合した世界でも類を見ない熱気に包まれる。
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モンテビデオ:南米の欧風情緒
北京から最も遠い首都のひとつであるモンテビデオは、スペインとヨーロッパの香りが混ざり合う。独立広場には「独立の父」アルティガスの記念碑が立ち、1928年建設の29階建てサルボ宮殿は観光名所として人気を集める。
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旧市街の石畳を歩けば、ハンドメイドジュエリーやカラフルな果物屋、ビートルズをテーマにしたバーが登場。ストリートアートが街の歴史をカラフルに物語る。
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コロニア・デル・サクラメント:時が止まった美
ブエノスアイレス対岸に位置するこの町は、修道院跡に建つ灯台や植民地時代の建築が魅力。サルト地区ではスペインとポルトガルの影響を受けた建物が植民地時代を想起させる。
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ウルグアイのアサード文化
国民的料理のアサード(バーベキュー)は毎日の習慣。モンテビデオならフリオ・エレーラ・イ・オベス通りで最高級の肉料理を味わえる。
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チビート&チョリソ:国民グルメ
ステーキ、卵、チーズ、ベーコンを詰めたチビートは必食。チョリソソーセージのサンドイッチも路上で気軽に楽しめる。
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マテ茶:国民的飲料
魔法瓶とマテ茶器を手に歩く地元住民の姿は日常風景。フランス代表グリーズマンもウルグアイ人チームメートからこの習慣を受け継いでいる。
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