ブルネイは、時が止まったかのような静寂に包まれた楽園です。ボルネオ島に位置するこの小国は、王家の歴史、美しい景観、そして豊かな文化が調和した場所です。
ブルネイで必見のスポット
スルタン・オマール・サイフディン・モスク
東南アジアで最も美しいモスクの一つと称されるこのモスクは、ブルネイの独立に貢献した第28代スルタンを称えて建てられました。夕暮れ時の黄金のドームが特に美しく、首都バンダルスリブガワンの象徴的存在です。
カンポン・アイール（水上集落）
1300年以上の歴史を誇る世界最大の水上集落。高床式の家屋が連なり、伝統的な水上生活が今も息づいています。ボートで巡る水上ツアーがおすすめです。 
ロイヤル・レガリア博物館
ブルネイ国王に贈られた世界の至宝が展示される博物館。1968年の戴冠式で使用された黄金の馬車や、1992年の銀婚式の記念品など、絢爛たる王室文化を垣間見ることができます。
イスタナ・ヌルル・イマン宮殿
世界最大の居住用宮殿で、1,788の部屋を有します。一般公開はされていませんが、外観の豪華さは一見の価値があります。夜間はライトアップされ、幻想的な姿を見せます。
エンパイアホテル＆カントリークラブ
ブルネイを代表する6つ星リゾート。ロビーの巨大なドームや大理石の柱が織り成す豪華な空間は、まさに「東洋の宝石」の名にふさわしい豪華さです。
ブルネイ料理のおすすめ
ナシ・レマクニ
ココナッツミルクで炊いた香り高いご飯に、揚げイワシ、ピーナッツ、ゆで卵を添えたブルネイ版ナシレマ。現地の朝食として親しまれています。
アンブユット
サゴヤシのデンプンから作られる粘り気のある伝統食。酸味のあるソースをつけて食べる、現地ならではの食体験ができます。
ブルネイ風ラクサ
ココナッツミルクベースのスープに、エビや鶏肉、麺が入ったボリューム満点の麺料理。辛さ控えめで日本人にも食べやすい味わいです。
サテ
マレーシアやインドネシアのサテとは異なり、甘辛いタレに漬け込んだ鶏肉や羊肉を炭火で焼き上げます。ピーナッツソースとの相性が抜群です。
アンブヤット
サゴヤシのデンプンから作られる粘り気のある伝統食。酸味のあるソースをつけて食べる、現地ならではの食体験ができます。
ベストシーズン
気候
熱帯雨林気候に属し、年間を通じて高温多湿。年間降水量は2,500～3,500mm。雨季（11月～2月）と乾季（3月～10月）に分かれます。
ベストシーズン
2～4月と9～10月がベストシーズン。雨が少なく、観光に適しています。特に3～4月はイスラム教の断食明けのハリラヤ・アイディルフィトリ（断食明け大祭）が開催され、街中がお祭りムードに包まれます。
お祭り・イベント
イスラム教の行事が多く、断食明けのハリラヤ・アイディルフィトリや、預言者生誕祭（マウリド・ナビ）などが特に盛大です。民族衣装をまとった人々のパレードは必見です。
旅行のヒント
11～1月の雨季はスコールが多く、旅行には不向きです。モスクの見学時は肌の露出を避け、女性はスカーフの持参を。アルコールの持ち込みは厳禁です。
